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「ゴムの木カフェ」

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まいどおおきに新人アルバイトのフッキーです。

 

いやぁ、温かく涼しいイイ気候になってきましたねー。

 

春はやっぱりお仕事しやすいすい。すいすいっとな。

 

お客様からのゴム出荷依頼がバンバン来るので、バンバンとゴムをカットして出荷します。

 

忙しいぞぉー

 

ん?

 

シャチョーがあんなとこに座ってスマホばっかりみちょる。

 

春の陽気につられてひなたぼっこだなぁ。

 

この忙しいのになんてこった。

 

ここは新人アルバイトがシャチョーを厳しーく指導しとかんとw

 

ボク「シャチョー。ぎょーさん出荷あるのにサボってたらあかんやないですかー!」

 

シャチョー「あほか。なんで社長のワシがさぼるんじゃ。わしゃのう、お客様のご質問メールに丁寧にひとつもらさずご回答さしあげておるんじゃ。」

 

ボク「そーいえばシャチョーはゴム博士ですもんねー。」

 

シャチョー「そうじゃ。緊急でゴムを使いたいお客さんは、どんなのんがあるのとか、今の使用に耐えられるかとか、たくさん懸念されることがおありじゃからな。できうる限り親身になってお応え差し上げておるつもりじゃー」

 

ボク「いやぁ、ゴム、世間のお役に立ってますねえ。ゴムを始めて作った人はエライなぁ」

 

シャチョー「ところで新人アルバイト、おまいはゴムがいつごろから使われておるか知っとるか?」

 

ボク「そりゃもう、あれでしょ、種子島に伝来したって習った気がするから・・・」

 

シャチョー「あほう。そりゃ火縄銃じゃ。もっともっと前じゃ。」

 

ボク「わかった!奈良の大仏さんがめっちゃでかいので下にひくお座布団に!」

 

シャチョー「あほう。バチがあたるわい。もっともっと前じゃ」

 

ボク「えー。ほなら卑弥呼が儀式でウンにゃらカンにゃらいうて作り上げたとか」

 

シャチョー「実はな、もっともっと前、紀元前1600年ごろ、南米はアマゾンの奥地ですでに使われていたのじゃ。そのころのメキシコの遺跡からもゴムが出土したそうじゃ。つまり、3600年前から使われていたことになるのー」

 

ボク「ぎょぎょ!!卑弥呼パイセンもびっくりの3600年前っすか。」

 

シャチョー「しかし、世界に広くゴムが知られるようになったんは西暦1500年ごろじゃから、500年ほどまえからじゃけどのう。これを世間に知らしめたのは世界大航海でアメリカ大陸を発見したというあのエライ人、おまいでもしっとるやろ?」

 

ボク「世界大航海といえばジョニー・デップですねー」

 

シャチョー「それはパイレーツオブカリビアンじゃ。映画じゃ。ほれ、なんとかのタマゴとかいうのがあるじゃろう?」

 

ボク「卵と言えばイセ食品!」

 

シャチョー「それは日本にタマゴを広く知らしめたタマゴ生産の会社じゃ。そうやのうて、ほれ、靴クリームで有名な会社の社名にもなっとる・・・」

 

ボク「あー!コロンブスね!」

 

シャチョー「おまいはヘンなヒントでわかるやつやのー。コロンブスは現地住民の子供が重たいのによく跳ねるボールで遊んでいるのをみて、スペインに持ち帰ったのじゃ」

 

ボク「子供の遊び道具を取り上げるなんて、悪いおじさんだなぁ」

 

シャチョー「当時のスペインでは、子供のボールと言えば、動物の膀胱に空気を入れて膨らませたものじゃったから、これはなかなか画期的やったみたいじゃ」

 

ボク「じぶんとこの子供にだけええもん買うたるなんて、悪いおじさんだぁ」

 

シャチョー「しかし、天然ゴムの汁100%で固めただけのものじゃったので、冬はカチコチになって割れてしまうし、夏になるとドロドロに溶けてくさーい臭いを出したので、それほどよかったわけでもなさそうじゃ」

 

ボク「悪いおじさんには報いがあるのだwわっはっはw」

 

シャチョー「とはいっても、世界に役立つゴムはじわじわ広まっていくんじゃ。当時は鉛筆で字を書いて間違ってしまったら、パンを使って消していたのじゃが」

 

ボク「もったいないオバケがでますねー」

 

シャチョー「1770年、イギリスのジョセフおじさんが、天然ゴムを使うとパンより良く消えることをハッケン。ゴムは英語でラバーと言うのじゃが、【rub】は【こする】という意味から、ジョセフおじさんがラバーという言葉を作ったそうじゃ」

 

ボク「コロンブスとうってかわって、ジョセフおじさんえらいっすねー」

 

シャチョー「だがジョセフおじさんはアマゾンからやってきた消しゴムを『インドゴム』として売り出して、インドでゴムが作られていると誤解を生んでしまった。さらに当時は高価で売れ行きはイマイチだったようじゃ。」

 

ボク「ジョセフおじさん、おしいなぁ。広島県みたいやー」

 

シャチョー「広島県の人に怒られるぞ。ところが1823年、同じくイギリスのチャールズ・マッキントッシュおじさんが、天然ゴムを当時はガソリンなどの廃棄物だったナフサという液体に溶かせると発見。これを布に塗って乾かすと柔らかい皮膜ができた。もちろん水を通さないので、雨合羽、つまりレインコートと売り出すとイギリス、アメリカでもバカ売れした」

 

ボク「マックおじさんえらいっすねえー。マックって名前がつくのはハンバーガーもパソコンもえらいのばっかりですやんか」

 

シャチョー「それはたまたまやけどな。今でもイギリスでは雨合羽のことをレインマックなどと呼ぶそうじゃ。」

 

ボク「こんどヘンリー皇太子のツイッターで聞いてみよう!」

 

シャチョー「たぶん答えてくれんじゃろうけどな。雨合羽のマックはバカ売れしたものの、当時の技術ではやっぱり、夏になると溶け冬になると割れてしまったから、ブームは一瞬で終了してしまったのじゃ」

 

ボク「天然ゴムの木の汁だけではやっぱどーにもならんかったんですねー」

 

シャチョー「その後、なんと世界的発明がなされるのじゃ」

 

ボク「おお!!物語が核心にせまってきましたね!!で?で?世界的大発明って??」

 

シャチョー「紙面の都合上、次回をお待ちくださいじゃw」

 

ボク「なんてこったパンナコッタ!!」

 

 


参考・引用

スパイス、爆薬、医薬品 世界史を変えた17の化学物質 

著 ペニー・ルクーター ジェイ・バーレサン 訳 小林力 

中央公論新社

 

 

 


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